◆ 蒼井 理一(あおい りいち)
通称:「リイチ」
年齢:28歳前後(登場時)/性別:男性
肩書:独立系AI技術者/元・気象庁インターン研究員
● キャラクター概要
- 天災バスターズの頭脳にして、観測・分析・装備開発のすべてを担う天才エンジニア。
- 学生時代に、気象庁・JAXA・防災科学研究所のオープンデータを解析し、AIを用いて災害発生の前兆を“見える化”する「自然災害ダッシュボード」を開発。
- だが、AIが予測する数値と実際の災害規模・進路が微妙にズレることが多発し、その“ズレ”に「意思のようなもの」を感じ取る。
- その後、観測不能な要因(=天災獣)がデータに干渉していることを突き止め、マスター(古賀晴彦)と接触。共に「天災バスターズ」構想を実現させる。
● 性格
- 冷静沈着、データとロジックを信じる理系気質。
- だが、実は「人間の勘」や「直感」の重要性を誰よりも尊重している。
- 機械に囲まれている時間の方が落ち着くタイプだが、バスターズの仲間には徐々に心を開く。
● 特徴的なセリフ
「データは嘘をつかない。だが、“全てを語る”わけでもない。」
「観測不能な力があるなら、それを解析し、受け止めるのも人間の役目だ。」
● 彼が作ったもの・貢献したもの
✅ 自然災害ダッシュボード(NDD)
- 衛星・気象・地磁気・降雨・温度・風力・プレート歪みなどの全観測データを統合可視化。
- 一般公開版と、天災バスターズ専用の裏モードがある(※そこには天災獣の痕跡を示す「黒いノイズ」も表示される)。
✅ バスターズ装備とスーツの開発
- 各メンバーの特性に合わせて、気象エネルギーを変換して活用する装備を開発。
- スーツには気象レーダーと連動した「フィールドアダプタ」があり、災害現場での活動をサポート。
✅ お天気カフェ地下司令室の設計
- 地下空間に高性能な災害モニタリング環境を設置。全自動で緊急出動指令を送るシステム「W-ALERT」も彼が構築。
● 物語への活用案
■ 第3話「黒いノイズ」
リイチがかつて開発したAIダッシュボードに、原因不明の異常な気象パターン(のちの天災獣)が表示される。
■ 第6話「観測不能の存在」
仲間の信頼を得られず苦悩する中、過去の失敗体験(“天災の裏側に気づいてしまった”ことへの恐怖)が描かれる。
■ 最終話直前
バスターズが追い詰められた時、彼のAIが最後のメッセージを表示する:
「気象観測に現れぬ、だが確実に“そこにいる”存在──接近中。」
● 裏設定(上級者向け)
- 彼の「自然災害ダッシュボード」は、後に国際的に応用される未来構想がある(→教育コンテンツやSTEAM教材に転用可能)。
- マスターとリイチの間には、「師弟でもあり同志でもある」深い絆があり、過去に一度だけ“予測不能な災害”で誰かを救えなかったことを共有している。
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