初期構想-空想特撮シリーズ『天災バスターズ』

―人知れず、地球を守る者たち―


【基本設定】

● ジャンル

空想特撮/防災SFアクション/子ども向け〜ファミリー向け

● 時代背景

近未来の地球。気候変動が深刻化し、「自然災害」がまるで意思を持った怪獣のように各地を襲う時代。だが、人々は災害を”自然現象”としてしか認識していない…。

● 世界観

実はそれらの天災は、「天災獣(てんさいじゅう)」と呼ばれる異次元からの侵略体であり、人間の文明と感情に反応して具現化する存在であった。これに立ち向かうのが、秘密防衛組織「天災バスターズ」の精鋭たち。


【主な登場人物】

◆ 天災バスターズ

災害ごとの専門装備とスーツを持つエリート部隊。各自が自然災害にまつわる能力・装備を使って怪獣化した天災と戦う。

  • ヒビキ・レン(風牙/ふうが):リーダー。風災害(台風・竜巻)担当。風を操るジェットスーツで空を舞う。
  • ナナミ・ミオ(水凪/みなぎ):水災害(洪水・津波)担当。水流を操るアクアスーツで地形を変える。
  • カグラ・ショウ(火烈/かれつ):火災・熱波担当。灼熱のスーツで火を制御し、熱線を放つ。
  • ジン・ユウト(雷牙/らいが):雷・電磁災害担当。電撃をチャージして高速移動も可能。
  • ミドリ・マコト(土竜/どりゅう):地震・土砂災害担当。地面を自在に操り、地割れや地形変化を封じる。

【敵対存在】

◆ 天災獣(てんさいじゅう)

「人類の無知と傲慢」によって生み出された異界の怪獣。台風獣タイフラゴン、震災獣クエイガー、火災獣バルファイアなど、災害に応じた姿と力を持つ。

◆ 黒き予報士(クロノミカ)

天災獣を操る謎の人物(女性)。「災害とは、自然の怒りであり、人間が犯した罪の反撃」と語る。彼女の正体には、かつての天災バスターズとの因縁が…。


【物語概要】

■ 第1話「嵐の中の目覚め」

異常気象が続く日本列島に巨大台風獣「タイフラゴン」が出現。市街地を壊滅させようとするその姿に、天災バスターズが初出動。ヒビキ・レンが風のスーツで立ち向かう。

■ 第5話「地下に眠る巨獣」

震源地で現れた巨大地震獣「クエイガー」。ミドリ・マコトが己の恐怖を乗り越えて地中での激闘を繰り広げる。

■ 第12話「黒き予報士の微笑み」

クロノミカが直接登場。過去のある事件と、天災バスターズ創設者とのつながりが明らかになる。

■ 最終話「天災よ、未来を試すな」

すべての天災獣が融合した終末獣「カタストロス」が世界を包む。5人の力を結集し、真の意味で「災害と共に生きる」未来を選びとるためのラストバトルが始まる。


【テーマ/メッセージ】

  • 災害は避けられないものだが、向き合うことはできる。
  • 科学と感情、自然との共存の大切さ。
  • 「バスターズ」とは破壊する者ではなく、「未来を守る者」である。

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